"きずなアンケート"によせられた市民の声
大阪市労組機関紙 第392号より


「国、大阪府、市町村、自治体職員に対して、要望や意見がありましたら御自由にお書きください」の項に寄せられた意見(抜粋)



広げよう府民との対話 きずな(住民)アンケートを実施
〜府職の友 第1910号 より〜


 大阪市内では、中央区・城東区・住吉区、市外では、池田市・守口市・大阪狭山市で「おはようございます。府庁の労働組合から寄せていただきました」と元気よくスタート。「国民健康保険料や医療費が高い」こと。また、帽子を製造している業者は「仕事がない。年収も250万円程度」と景気の悪化か深刻です。アンケートの回答では、大阪府政については、地域医療・救急医療の充実、中小企業・雇用対策の拡充、子育て支援の充実を求めてています。一方、ベイエリアなど大型開発の推進については、否定的な意見が目立っています。

自由意見欄に記載されている大阪府や職員に対する意見や要望の一部を紹介します。「財政の回復よりも先に生活に余裕ができ、文化やサービスに力を注ぐような府政を期待します」「橋下知事様、たいへん頑張ってくださっていると思いますが、何もかも急激にやりすぎます。今のままでいいと思いますし、役所関係は町の中心部にあるべきと私は思います。もっと市民の声を聞いてください。ご苦労様です」

一方、府職員については、「全てに優遇されていると思う」「財政の無駄をなくし、人員を減らし、公が痛みを受けている実感を一般人が持てるようにすること。それなら多少の痛みは受け入れられると思う」などです。

府民の思いは、さまざまですが、府職員が直接府民と対話し、行政の施策に生かしていく運動は自治体労働組合の基本の活動です。