トピックス - 阪神淡路大震災被災組合員が街頭カンパ活動に(泉佐野市職労)
「募金してくれる方々のやさしさに、涙が出た」
泉佐野市職労は17日夕方、南海泉佐野駅、JR日根野駅の両駅で26人の組合員の参加で支援カンパ活動を行いました。泉佐野駅で53,631円、日根野駅で27,473円の計81,104円のカンパが寄せられ、外国人の方や両駅で1万円のカンパをしてくれる方、寒い中「がんばれ」とカイロを差し入れてくれる方など温かい支援の心に触れ、感動のカンパ活動となりました。
この行動には、16年前の阪神淡路大震災で被災にあった20代の男性保育士も参加し、「募金してくれる方々のやさしさに触れ、本当に涙が出ました」と感想が寄せられていますので、あわせて掲載します。
カンパ活動に参加した阪神淡路大震災被災組合員(泉佐野市職労)の感想
募金活動に参加しました。寒い日でしたが、被災地の方々はもっと寒い中、暖も取れず電気もなく、不安な夜を迎えていると思うと、いてもたってもいられません。
阪神淡路大震災で被災したのが小4の時でした。突然の揺れ、崩れる家、そんな中家族の命だけは助かり、0才と2才と小2の弟妹たちを連れ、周囲のがれきの中を抜け出しました。避難先には同じ状況の方々がたくさんいて、そんな時にも余震は続き、悲鳴と泣き声が響いていました。
その日の夜、家は焼け、一帯は焼け野原になりました。避難先はいつ崩れるかわからない、火が回ってくる可能性はある。真っ暗な中での不安は想像もつかないほどです。
1週間後、焼け野原となった土地に母が立ち、呆然としている姿は忘れることができません。被災地の方々のことを思うと・・・。
今日、募金をしてくれる方々のやさしさに触れ、本当に涙が出ました。人を思う気持ちってなんて暖かいんだと思いました。地震を経験したからこそ強くなることもあると思います。
ぜひ被災地の方々に希望を捨てず、復興を目指してほしいと思います。また、協力できることがあればぜひしていきたいと思います。
【18日付け各単組ニュースより】
・枚方市職労
17日昼休み、近鉄百貨店前で街頭募金活動。25分間で32,339円のカンパとカイロ3枚が寄せられる。
・岸和田市職労
17日夕方、岸和田労働組合総連合(岸労連)の取り組み(岸和田駅前)に参加、全体6単組12名、市職労から3人が参加。23,291円のカンパが寄せられる。
・和泉市職労
この間、和泉府中・信太山駅前で街頭カンパ活動、市民の方から「気持ちだけ」「これくらいしかできないので」「がんばって」と言いながらカンパしてくれています。11万円を超えるカンパのうち約8万円を生活福祉課に手渡す。組合員・職員からもすでに17万円を超えて寄せられています。
青年部が独自の募金活動を計画
・富田林市職労
青年部がニュースを発行し、昨年11月の「親子まつり」でのフリーマーケットの売上金を義援金として使うことを決定。さらに、青年部独自で23日・24日連続して富田林駅前で募金活動を計画しています。
本部としては、16日の中央闘争委員会で10万円の義援金の拠出を決定、組合事務所内に募金箱を設置。19日〜21日の市の募金活動への積極的な参加を呼びかけるとともに、市職労独自の行動も検討中。
・東大阪市職労
東大阪市として、保健師1名が18日から仙台市に派遣されることに。府の保健師3名と班編成し、4泊5日で「健康相談・心のケア」活動の任につきます。職場からのカンパは、17日現在で53職場671人から811,992円が寄せられています。
・寝屋川市職労
水道職員4人が現地に派遣されています。17日には、寝屋川労連とともに駅頭での募金活動に参加しています。
・堺市職労
職場カンパ26職場487,454円第1次集約。
・貝塚市職労
職場カンパ17日現在、182,858円集約。
・松原市職労
職場カンパ17日現在、150名を超える組合員・職員から20万円近いカンパが寄せられています。
その他、各単組のニュースに岩手自治労連委員長の訴え掲載している単組は以下のとおりです。
・羽曳野市職労、岸和田市職労、吹田市職労、東大阪市職労、八尾市職労、貝塚市職労、松原市職労