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枚方市非常勤裁判 全面勝利!判決確定!

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枚方非常勤裁判 高裁で全面勝訴!原告の請求を棄却 [2010.9.18]

原告側の上告断念により高裁判決が確定しました。
引き続き、更なる非正規職員の処遇改善のため頑張りましょう。

▲画像クリックで、PDFをダウンロードできます


一時金・退職金、給与条例に基本事項定められていると認定

 9月17日、大阪高裁で枚方非常勤裁判の判決が出され、地裁判決を覆す全面勝訴となりました。 

地裁判決は、非常勤職員であっても勤務の実態から常勤であり一時金・退職金の支給はできるとしたものの、給与条例に具体的に定められてないとして市長に返還請求するよう求めたものでした。今回の高裁判決は、枚方の非常勤職員については、「地方自治法第204条でいう常勤の職員と同様のものと解することができる」として、地裁判決と同様、一時金・退職金の支給ができると認め、給与条例についても細部は規則に委任しているが、上限値を規定し、恣意的に無制限にできず、少なくとも基本的事項が定められているとし、給与条例主義に反しないとして地裁判決を取り消し、原告の請求を棄却しました。

裁判傍聴には、大阪自治労連から18単組・本部34人を含め140人を超える支援者が参加、法廷に入りきれない多くの人が高裁1階ロビーで判決をドキドキしながら待ちました。

7階の法廷から降りてきた枚方市職労の役員が「勝利判決です」と報告すると、待機していたメンバーがいっせいに集まり「本当か?」「よかったなぁ」と口々に言い、拍手が起こりました。その後、判決の報告集会を弁護士会館で行いました。


報告集会「みんなで勝ち取った勝利」

 報告集会では冒頭弁護団の城塚弁護士が、「完全に勝利しました」と報告すると参加者から大きな拍手がわき起こりました。城塚弁護士は、「今回の裁判の争点は、(1)非常勤職員に一時金・退職金を支給してよいか、(2)枚方の給与条例がきちんと規定されているかであるが、(1)については1審判決で実態が常勤であったら支給できるとした。(2)については、高裁判決では、大事なところが条例で決まっておればよいと判断されたもので、一番大事なところで勝利した」と報告。「みごと勝利判決を勝ち取った。みんなで勝ち取った大勝利です」としました。

 枚方市職労の市本委員長は、「5年にわたる闘いへの支援本当にありがとうございます。2年前の地裁判決の時には非常に悔しい思いしたが、本当にうれしく思う。人間の尊厳をかけた闘い、社会正義を貫く闘いであり、大阪から均等待遇を掲げて発信していこうと言ってきた。組合員のみなさんには、頭の下がる思い。この間の闘いで私たちも鍛えられた」とあいさつし、「判決については、歴史の審判に耐えられる良心的な判決だ。今後は、地公法、地方自治法の不備の改善求める法改正の闘いを自治労連・大阪自治労連に結集してすすめたい」と決意を表明しました。

 自治労連本部の大場みゆき副委員長は、「今回の判決は、均等待遇への一頁を広げるもの。朝からどうなるかドキドキしていた。本当にうれしい。今後は社会的に判決を広げ、人間らしく働くたくために『誇りと怒りの大運動』へとつなげていきたい」としました。

大阪自治労連からは大原書記長が、「府下で住民訴訟が続き、一時金を月例給に組み込まざるを得ない苦渋の判断もしてきたが、必ず正規職員と同じように支給できるようにと闘ってきた。府下の非正規の闘いの大きな励ましになる。非正規、任期付など激しい闘いをとなっており、雇用を守る闘いも現実の闘いとして求められている。今回の判決は大きな力になる。当事者にとっても家族に胸をはって仕事に励むことができる」と強調しました。

その他、元自治労連副委員長の川西玲子さん(大阪公務公共一般特別執行委員)は、「日本の非正規労働者を励ますもの。均等待遇実現に向けてともに奮闘したい」、宮武大阪労連事務局長は、「全国的に大きな勇気を与えた。官・民労働者、国民と労働者団結して運動をすすめていくために、引き続き行動を強めよう」、豊川弁護士からは「要求運動をすすめるともに、上告すべきでないという世論を地域からつくってほしい」、中西弁護士からは、「正規職員の賃金の半分であり、まだまだ変えていかねばならない。枚方でも均等待遇めざして頑張ってほしい」、河村弁護士からは、「判決を広げることが大事。1年任期にしていること問題にし、常勤として働く待遇勝ち取る闘いを」など今後の闘いについても触れたあいさつがありました。


当該の当事者から支援のお礼

 国保徴収員さんからは、「勝利できて本当によかった。本当にいろんな人に支援してもらった。本当にありがとうございます」。また、延長保育士さんからは、「5年前に裁判所から通知が来たときに、個人なら泣寝入りしかなかったが、組合として闘うことになり、いろんなところへ支援要請に行ったりして、応援してもらった。こんなこと出来るのかと新鮮な思い、感激した。みんなの力でここまでやってこれた」と支援に対するお礼がありました。 

 最後に、「非常勤裁判をたたかう会」の東野会長(枚方市職労)は、「返還対象者となっているものが自らの力ではねかえしていこうと裁判への補助参加やたたかう会へ参加するなど闘いに立ちあがったことが大きい。奮闘に感謝する。今後原告が最高裁に上告するかもしれないが、枚方市の約千人の非正規職員にアンケートをとり、均等待遇求める運動と組織拡大を、判決を武器に進めていきたい」と決意を述べて閉会しました。


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